Keychron Q2 が届きました!
この記事もKeychron Q2で書いているのですが、はっきり言って最高です!
Keychronとは
2017年に設立、香港とフランスに拠点を置くメカニカルキーボードメーカーです。 Keychronの作るメカニカルキーボードは洗練されたデザインと機能性、気持ちの良い打鍵感が特徴ですが、なんと言ってもコストパフォーマンスが魅力で、安いものでは60ドルほど(送料別)という驚きの価格となっています。
海外では有名なガジェット系Youtuberが紹介していたりと何かと話題を呼んでるキーボードメーカーです。
キックスターターに日本語対応モデルが出たりと、ここ1、2年くらいで日本でも有名になってきましたね。
私も1年半ほど前から、Keycheon K2を使用していたのですが、 コロナ禍の在宅勤務で大活躍していました。
今回はKeychron Q2を購入してみましたので紹介していきます。
Keychron Q2
今回紹介するQ2はQ1に続いて発売されたKeychronの最新のフルカスタマイズ可能なキーボードです。
Q2は65%レイアウトとなっており、Functionキーなどが省かれたかなりコンパクトな印象です。
「フルカスタマイズ可能」というのがQ1及びQ2の特徴ですが、 実際に何ができるのかというと、 よくあるカスタムキーボードのように全てをバラし、 キースイッチとキーキャップはもちろん、 中に入っているプレートやクッション、基板の部分まで好きなようにカスタマイズできるということのようです。
私自身はキーボードのカスタマイズというのをやったことはないのですが、 カスタマイズを行うことで、自分の好きな打鍵感や音、デザインや機能に変更できるというのが魅力で、一定のファンがいる、というかこれは一種の「沼」みたいです。
Keychron Q2の特徴
‘K’シリーズ(公式の呼び方ではなさそう)との違いですが、
- フルカスタマイズ可能
- ノブのついているタイプの用意
- QMK/VIA サポートによるキーマップのカスタマイズ
- ネジ止めされたスタビライザー
- アルミ製のケース
- ダブルガスケットデザイン
その他の特徴として
- macOS / Windowsサポート
- キースイッチのホットスワップ可能
などがあります。
私の持っているK2(Version2)と比べても、 かなり重厚感のあるしっかりとした作りで、 打鍵感も全くの別物という感じです(キーキャプの違うのでその影響も)。
サイズ感はK2と比べるとこれくらいです。
開封
開封していきます。
箱はこんな感じ。香港からの配送で箱がぼこぼこなのはお馴染み。
こんな感じに入っています。
ケーブルはこれ。USB Type-C から A に変換するアダプタがついていました。
分解するための工具は一式入っています。
細かな付属品も
そして本体はこれ!私はBarebone KnobのSpace Grayのバージョンを選択しました。
一応裏側も載せておきます。角度調整はできませんね。
キーキャップはKeychronで「OEM Dye-Sub PBT Keycap Set - Rainbow」というものを購入しました!
キースイッチは遊舎工房で別で購入したのですが、 なぜか本体の方が先に来てしまったので、K2につけていたGateron赤軸を流用しました。
そして組み上げるとこうなりました。
本体のシルバーとキーキャップの色が絶妙にバランス悪い気がします。 初心者丸出しといった感じですね。。
でもバックライトのRGBとは相性の良い色で気に入っています!
Macでの動作確認
キーが反応するか確認しましょう!
Macの場合は「アクセシビリティキーボード」というものを使うとわかりやすいです(下で紹介するVIAでもできますが)。
アクセシビリティから「キーボード」を選択、「アクセシビリティキーボードを有効にする」という所にチェックを入れるとキーボードの画面が出てきます(私のMacは言語が英語設定なので色々違うかもしれません)。
キーの入力に合わせて画面のキーが点滅するので、不具合がないか確認しましょう。
私も確認したところ2つほど動いておらず、キースイッチの足がひん曲がってソケットにうまく刺さっていないものがありました。
VIAによるキーマップ変更
キーの動作確認ができたところでキーマップの変更をおこなってみます。 Keychron Q2の醍醐味ですからね。
まずはVIAのサイトにアクセスして自分のOSにあったものをダウンロードしてください。
Macの場合Launchpad上のアイコンをクリックしても警告が出て起動できないことがあります。
その場合は、FinderのアプリケーションからVIAのアプリを探して右クリックして開くと許可するかどうか聞かれるのでOKを押せば開けるようになります。
Keychron Q2のVIA公式対応は現在申請中らしく、VIAのアプリを開いただけでは、キーボードは認識されません。
設定ファイルをKeychronのサイトからダウンロードし、手動で読み込ませれば設定を開始できるようです。
公式サイトの解説にビデオが貼ってあるのでわかりやすいかと思います。
というかこのサイトをChromeで開いておもむろに右クリックして日本語に翻訳すればそれで全て解決でしょう!
65%というコンパクトなレイアウトを生かすためには、足りないキーを組み合わせで入力するのは必須なので、使いこなして自分好みにカスタマイズしたいところです。
バッククオート・チルダの入力をどうするか
私は仕事でプログラムを書くので、バッククオートとチルダを入力できないのは致命的です。
組み合わせキーの設定はLayerを用いて行います。
デフォルトではMac用のLayerは0,2,4が利用されています。
Layer0はこんな感じです。
Layer2にはメディアキーがマッピングされています。
欲しいのはこの画像の一番左上のキーですね!
では、どうやってこれを使うのかというと、Layer0の右CMDキーの右側の2つのキーが、 MO(2), MO(4)となっています。
これを押している間は、括弧内の数字のLayerマッピングになるので、 同時に必要なキーを押せば良いということですね。
要するにMO(2)+Esc
でバッククオートが入力できるということです!
チルダは。。。
これで一応解決ですがチルダは shift+MO(2)+Ecs
の三つのキーを同時に押さないといけないのでこれはかなり面倒です。
というわけで、これはMacroで解決しましょう!
VIAの左上Macroというメニューをクリックし、下半分の画面の入力欄に~
を入力します。
右下のSaveで保存します。画像ではM0に登録しました。
次に右上のKeymapに戻りLayer4を選択します。 そして左下のメニューからMacroを選んで先ほど登録したM0マクロをEscキーのところに設定します。
これで完成です! 果たして便利かはわかりませんが、MO(2) or MO(4)とEscキーの組み合わせでバッククオートとチルダを入力できるようになりました!
まとめ
今回はKeychron Q2を購入したので自慢してみました。
私の持っているKeychron K2とは比にならないほど良い打鍵感です。
K2より値は張りますが、その分の満足感はあると思いますので気になる方はチェックしてみてください!